Panasonic Hurryer 修理?
以前の事故車修理見積で記事にした電動アシストのMTB車 Panasonic Hurryer は廃車となって、我が家に来ています。
オーナー様から、「捨てるけれど要りますか?」と声をお掛けいただいたので、電動アシストの構造についての勉強と、モーター取り付け部のフレームの歪を修復できるか試してみたくて、戴いてきました。
しばらく放置していたのですが、梅雨に入り、出張修理の暇な時期になりますので、分解してみる事にしました。
メンテナンススタンドには乗らないので、まず、駆動部からバラしてみようと思います。
左のスプロケットはテンションスプロケットかと思ったのですが、バネは掛かっておらず、チューンの走行ラインを決めているだけでした。
165mmと短めでした。
チェーンリングはB.B軸には固定されておらず、一方向クラッチが入っています。
Cリングで止めていますが、遊びが少なく、堅くて、外すのに手こずりました。細めのドライバー2本を使って、やっと外れました。
フレームのB.Bに相当する部分に、コネクターが、まとめて入っています。
接点部が、パワーユニットと繋がっているので、電池部の底カバーを先にはすします。
カバーを外すと、接点部ごとパワーユニットが取れるようになります。
微妙にですが、取り付け部がフレームに対して左に振れています。
チェーンが外れてしまう原因はこれですが、どうやって修正するか?
どの程度の力で元に戻るか?
取り付け部の材質は、磁石に着かなかった事、打音からアルミと判断しました。
アングルを組んで、ネジで押すかなどと考えながら、結局は、1kgの石割ハンマーでパワーユニットを付けた状態で、叩きました。
パワーユニットを付けた状態にしたのは、金具の内寸が変わるのを嫌ったためです。
結果は、うまく行きました。
電池がないので、アシスト状態での確認は出来ていませんが、ペダルで漕いでもすべてのフリースプロケットに掛け替えて、チェーンの外れは有りません。
乗れる状態に戻ったので、元のオーナー様に、予備として使いますか?と問い合わせ中です。
防犯登録の抹消、譲渡証明の発行等をしていないので、かえって厄介なことになりそうです。
もし不要ですと言われたら、修理に流用できそうな部品は残して、オークションにでも出そうかと思案しています。
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