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2012年11月10日 (土)

B.B.リテーナー交換

パンク修理の依頼で、お伺いしました。

軽快車ですが、リムから、タイヤが外れています。

嫌な予感は当たり、タイヤコードが見えています。

お客様には、タイヤ交換必須とお伝えし、タイヤ・チューブ交換となりました。

121110_082829 改めて見てみると、タイヤに裂けがあり、チューブの同じ位置に擦れて開いたパンク個所があります。
タイヤからはみ出して、道路のアスファルトと擦れて削れたものです。

 

 

 

 

 

 

タイヤを嵌め替えるまでは、10分余りで終わりましたが、チェーンの張りを調整しても、チェーンとチェーンカバーの擦れ音が消えません。

もしやとチェックすると、案の定、B.B.にガタがあります。

左右のクランクを外し、左ワンを外したところで、ベアリングがこぼれました。

121110_082907 リテーナーが、かろうじて姿を留めています。

 

 

 

 

 

 

 

リテーナーを交換jし、玉当たりの調整をすると、チェーンの擦れ音はなくなりました。

ペダルの回転もスムーズです。

左右のペダルとクランクをフレームに繋いでいる部分をボトムブラケットと呼びます。
自転車の回転部では、ペダルに次いで、雨水が入りやすく、回転不良を起こしやすいです。外して調整するには、専用工具が必要で手を出しにくいところです。

徐々に動きが悪くなるので、気づきにくいですが、グリスアップして調整すると、気持よく自転車に乗れるようになる、重要な部分です。

自転車を漕ぐのが重い、ペダルの1回転ごとにチェーンの音がする、ペダルがスムーズに回らないなど、不調を感じたら、是非自転車屋さんで見てもらって下さい。
きっと、気持よく乗れるように調整してもらえます。

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