修理ツール作成
B.B.左ワン用のツールを作成中です。
パークツールのHCW-11で合いそうなのですが、詳細が分からないのと、掛かりが浅そうなので、力をかけ難いと感じたので、自作することにしました。
とはいっても、旋盤も、フライス盤もありません。
殆ど、手加工になります。
材料として、5/8インチ高ナットを準備しました。
外形は良さそうなのですが、内径が小さく、シャフトに掛かって、入りません。
手持ちの工具で、穴径を広げられるのは、4-20mmのテーパーリーマぐらいです。
しこしこ、拡げ始めたのですが、元が、板用のリーマですから、当然、すすみません。
諦めて、オークションで、17mmのホールソーが安かったので購入しました。
テーパーリーマでなんとか、17mmのホールソーが入るぐらいの拡げは終わっていたので、ドリルにホールソーを取り付けて、高ナットは、フォークコラムのカットで御紹介した通り、自宅前のグレーチングに万力で固定し、穴を広げました。
ボール盤なしで、手持ちで広げましたので、中は、ボコボコですが、なんとか、シャフトに掛からない大きさの穴径に広げました。
高ナットでは、長すぎて、シャフトのネジを使った固定が出来ませんので、カットする必要があります。
コラムカットソーガイドを使って、面出しをしながら、金のこで適当な長さにカットしました。
当店では、鍵壊し用にサンドフレックスの、のこ歯を使用しています。
切れ味が良くて好きなのですが、ソーガイドとの相性は良くないようで、ソーガイドのガイド面が、ご覧の状態になりました。作業ポジションが悪いため、のこ歯に無理な力が掛かったのも一因とは思います。
次は、ガイド板を自作する必要があります。
カット後、現物合わせで、やすりで仕上げています。
しっかり、使えて、左ワンを外すことが出来ました。
ちょっと欲が出て、
の焼き入れのしかたを参考に今、浸炭処理中です。
炭を、潰して敷いた上に、製作物を乗せ、更に炭の粉を追加します。
夕方の6時から、燃やし始めて、まだ、火が残っていますから、4時間以上加熱しています。
取り出しは、明日仕事の予定が入っているので、明後日になるかもしれません。
うまく浸炭出来ていれば、焼き入れして固くなるのですが、さて、うまくいくでしょうか?
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