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ホイールのスポークについてですが、
の記事で、そっくりなスポークを見つけました。
セミエアロスポーク、刻印のAがアサヒスポークの刻印とも合致します。
2006年の記事で、受注生産(納期2カ月)と書かれていますが、80年代前半にも製作されていたのでしょうか?
http://kiama.blog32.fc2.com/blog-entry-22.html
会社そのものがなくなったので、問い合わせも出来ませんし、年代については、もう少し調査が必要です。
39_ホイールで疑問符を付けたクイックレリーズですが
TOEIランドナー用の部品集めてます(ハブ用のクイックレリーズ)に詳しい記述を見つけました。
以下引用です。
「そんな時代(70~80年代)に、軽量車を組むとなると、クイックレリーズについて出来ることといったら、せいぜいコニカルナットとクイックハウジングを軽合の物に変えることでした。
イタリアのFTやVIVA(東京サンエス)から発売していた軽合のコニカルナットとクイックハウジングがそれです。」
コニカルナットとクイックハウジングは軽量化のために、VIVA(東京サンエス)に変更されています。
シャフトが、カンパ純正かどうか、明日、分解して確認します。
今日は、分解前のホイールです。
前輪、後輪とも、同じリム、ハブ、スポークが使われています。
後輪のハブです。
RECORD刻印とカンパ地球マーク刻印です。
ハブ中央にグリス注入穴、キャップには、グリスの出口穴があります。
スポークはAマークが打たれた扁平スポークです。
リヤスプロケットは、SUNTOUR MICROLITE 6速です。
気持のいいラチェット音がします。
このスプロケットは、かなり早い時期に気が付いていたので、ブログのタイトルをフルカンパロードとせずにカンパアセンブルロードとしました。
何故、MICROLITEなのか?クリップの選択と併せて、オーナーの意図が表れているパーツなのだと思いますが、まだ、その意図を明確には汲み取れていません。
それなりに劣化はしていると思うのですが、
保管状態が良く、乗れそうなので、一度はフレームに組んで、乗り味を確認したいと思っています。
リムは、ラベルが剥がれて(剥がされて)いて、製品名が私の知識では分かりません。
700Cチューブラーのゴールド、ハトメありの28Hリムでスリックタイヤを履かせて、エアロスポークを使うとなると、当時を知る人にとっては、候補のリムが浮かぶのだと思います。
もし、候補のリムをご存じの方がいらっしゃいましたら、お教えいただければ幸いです。
こちらもRECORD刻印と、地球マークがあります。
レバーは、ストレートのカンパレバーなのですが、環付きナットのデザインがカンパらしくありません。
画像はなしですが、ナット内側にVIVAの刻印があり、材質がアルミです。
レコードハブにアルミのクイックも釈然としない部分があり、調べ始めたのですが、まだ謎です。
ホイールについては、当分、楽しめそうな予感です。
カンパヘッドパーツの取り外し用に、
下玉押し用のリムーバ工具 HOZAN C-440
へッドワンポンチ HOZAN C-365
を発注しました。
発注先は、U-cycle いつも自転車部品の購入でお世話になっている卸屋さんです。
工具が届くのが楽しみですが、2~3日は掛かると思うので、それまでは、CRCを吹きかけて、少しでも外れやすくしておきます。
本日は、面白いパンク修理をしました。
ご依頼を受けてお邪魔したのですが、自転車を使われている方が鍵を持って外出されたようで、リング錠の鍵が掛かったまま後輪のパンク修理をしました。
普段と手順の違った処を書き留めておきます。
タイヤ外しは、さほど苦労なく終わりました。
チューブの取り出しは、錠のステーが邪魔でしたが、なんとか引き出すことが出来ました。
いつもの手順では、ここから空気を入れて、水調べをするのですが、
今回は、空気を多めに入れて、手探りで漏れ個所を調べました。
以前にも、パンクの履歴があるチューブで、多分、パンク後に自転車を引きずられたのだと思いますが、チューブに削れ跡があり、パッチの脇から漏れていました。
修理のミスではなく、チューブの弱りで、再度パンクしたものと思います。
パッチの上から、再度のパッチ修理です。
さすがに不安なので、修理後は水調べをしましたが、全周一気にとはいかず、2回空気を抜き、チューブを移動して、場所を変えてまた水調べとなりました。
いつもの倍ぐらい時間が掛かりましたが、なんとかなるものです。
シートポストを外しました。
BREV.INTER.
CAMPAGNOLOの刻印があります。
27の刻印があります。
シートホスト径は27φです。
後日、画像をUPしますが、シートチューブの内面に塗装を残し、27φに合わせたようです。
水が入ったのか、軽く鉄錆を拾っています。
円周状に縦線が刻印されています。この刻印がMAXラインだと思います。
ボルトと、ヤグラ上面のネジ穴は遊びがありません。専用のタップで規格外のネジ穴加工されていると感じました。
NCのフライス盤での加工なのか、驚くほどぴったりヤグラとの面合わせが出来ています。
個人的には、2本締めのシートピラーが好きです。ですが、こうやって分解してみると、カンパは造型ではなく、メンテナンスし易く、動く時は滑らかに、固定は確実に、細部にだわった製品を作っているのだと感心させられます。
こちらのサイトから、1977年から生産されたとの情報を頂きました。
http://www.sideriver.com/bicycle/guidenavi/guide004/061_090/guide004vol074.html
ありがとうございます。
ブレーキについてですがティーエヌの部品箱様の記事から、1970年代後半のレコードスモールアーチと判断させていただきました。
参考にさせて頂いたサイトはこちらです。
http://iyasukoken.kt.fc2.com/campa/br/br3/br3.html
http://iyasukoken.kt.fc2.com/campa/br/br2/br2.html
フレーム当てラバーが付くのはスモールアーチのみ。
アーレンキーナット式の固定は、70年代後期。
ブレーキアーチの造型が新型。
ブレーキアーチのQレリースの形状がフラットなのは70年代。
等非常に参考になる記事を拝見しました。
今日は、カンパではなくチネリです。
ハンドル下に差し替えのドライバーが映っていますが、無視して下さい。
ハンドルは、独特の曲がりをしています。
チネリ65クリテリウムではないかと思います。
ハンドルバーの右のエンドに65の刻印があります。
一か月半ぶりのカンパネタです。
ブレーキを取り外したところで長期休養でしたが、今日は、ブレーキを分解しました。
分解に使用した工具は、7mm、8mm、10mmのBOXレンチと13mmのスパナです。
アジャストボルトの欠品は前回お伝えした通りです。
分解してみると、造型、材質、仕上げ、精度に驚くばかりで、世界一高い価格のブレーキであったことに納得させられます。
今、オリジナルのアジャスターが猛烈に欲しいです。
刻印側は、異常なしですが、裏側のメッキが割れて剥がれかけています。錆びはないので、元のメッキの付きが悪かったようです。
8/16差し替え済み画像です。
ダイヤコンペのギザワッシャーへの交換という選択肢もありますが、性能以前の問題で、カンパはオリジナルで組んでおきたいと思わせるところにもカンパブランドのすごさを感じてしまいます。
PATENT刻印のみで、面取りがされています。
前後で互換性がないのは、アーチのゴムとシャフトのみです。
後のギザワッシャーはメッキの剥がれはなく、きれいな状態です。
年代については、まだ調べきれていません。もう少し調べてみます。
お盆休みで、暇になると思い、午前中は会計ソフトの手直し、午後はブレーキの分解予定だったのですが、会計ソフトの手直しが思ったより手ごわく、午後までずれ込んだところで、パンク修理の依頼が入ってしまいました。
実際には、パンクではなく、虫ゴムの劣化が原因のエアー抜けでしたが、念の為、チューブを取り出し、水調べまで行いました。前輪スタンドが役に立ちました。
サドルにたばこで穴を開けられたとの事で、サドル交換も承りました、部品を取り寄せ、後日交換にお伺いします。テリー型サドルの飾りリベット付きです。
修理を始める直前に、鍵交換のご依頼の電話があり、お急ぎの様子だったので、よその出張修理屋さんを紹介しました。
出張修理のご依頼は、時間が重なることが頻繁にあります。
リングジャパン様からは、当店の近くの修理の紹介をして頂いており助かっていますので、当店でもお客様のご負担がなるべく少なくなるよう、お客様のお近くの業者様のご紹介をさせて頂いています。
1980年代カンパアセンブルロード車のブログが途中で中断したままになっており、申し訳ありません。
自分用に作った青色申告ソフトを自転車店の統合管理ソフト(売上・顧客・在庫管理が出来る青色申告会計ソフト)に造り直しているのですが、評価をお願いすることになり、操作説明と更新管理のホームページを作っていました。
まだまだ、作業終了までは時間が掛かりそうで、不具合を潰しながら、作業中です。
暑さのせいで、体を動かす作業がおっくうで、ブログの更新も止まっていましたが、ようやく涼しさを感じる時もある気候になりましたので、またブログを再開します。
ブレーキの続きは、すぐにとはいかないかもしれませんが、取敢えず再開宣言です。
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