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2012年6月の15件の記事

2012年6月30日 (土)

32_ブレーキアーチ-1

120628_171959ブレーキアーチです。

5mmの六角レンチで取り外しました。

左が前ブレーキ、右が後ブレーキです。

 

 

 

 

120628_172031ロゴ部分の拡大です。

 

 

 

 

 

 

120628_172047リリースレバー付近の拡大です。

 

 

 

 

 

 

 

120628_172102ケーブルアジャスターは、欠落していたので、

BR-RE012ブレーキケーブルアジャスターを附けてあります。

 

 

 

 

 

120628_172224リリースレバーのマークは羽マークで平らです。

 

 

 

 

 

 

120628_172254タイヤガイドにもカンパのロゴが刻印されています。

 

 

 

 

 

 

120628_172356裏からの画像です。
気になる錆びはありません。

 

 

 

 

 

 

120628_172438前ブレーキ裏のゴムですが、接着剤が流れています。
ゴムの形状も単なる円柱で、オリジナルではなく、補修されたもののようです。

 

 

 

 

 

120628_172545ブレーキシュー、舟にまで、カンパのロゴが入っています。

 

 

 

 

 

 

120628_180622うまく立てられたので、記念撮影です。

 

 

 

 

 

 

 

驚いたのは、古い物にも関わらず、錆びが殆どないことです。

ボルトとナットの長さが、しっかり計算されているのか、ボルトの長さに無駄がなく、ナットと一体で、造型されているなど、本当に手の込んだ、美しいブレーキです。

2012年6月23日 (土)

31_ブレーキレバー

ブレーキに戻ります。

今までのカンパパーツはスーパーレコードでしたが、ブレーキはレコードのようです。

120621_105137スパーレコードは肉抜きの穴が開いていますが、このブレーキレバーには、穴がないので、レコードと判断しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

120621_105330 裏から見た画像です。
ブレーキレバーとしては、問題なく機能を保っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

120621_105126 左右のレバーとも、傷はありますが、変形はありません。

 

 

 

 

 

  

 

120621_105418 レバーパッドは右がかなり劣化した状態。

左のレバーパッドは、SUNTUORのパッドが付いています。

右のレバーパッドがオリジナルだとすると、

カンパのマークが地球マークの為、かなり初期のレコードと考えられます。

カンパブレーキレバーについては、深曲がり、浅曲がりの記載を目にしますが、このレバーの形状が、どちらに当たるのか、良く分かりません。

 

 

 

 

 

 

120621_105429 ブレーキケーブルの太鼓受け軸には、BREV
CAMP
の刻印があります。

 

 

 

 

  

120621_110119 レバーパッドは、劣化が進んで、ブレーキに貼りついていました。

本体に傷を付けず、レバーパッドにも優しい剥がし方を、しばらく考えていたのですが、竹製の耳かきを使うことにしました。

竹のささくれがゴムに当たらないよう、サンドペーパーで磨いてあります。

貼りついているところを、耳かきで少しづつ剥がしました。

 

 

 

 

 

 

  

120621_110432レバーパッドを外すことが出来ました。

本人は、かなり満足しています。

 

 

 

 

 

 

120621_110445ブレーキレバー取り付けバンドに腐食があります。

バンドのメッキが剥がれています。

 

 

 

 

  

 

120621_112723ネジを見つけたので、緩めてみたら、レバーと、ブラケットが、分解できました。

芋ネジになっているので、No2の-ドライバーを使いました。

 

 

 

 

 

120621_112703  全部をばらした、状態です。 

 

 

 

 

 

 

  

120621_110531ブレーキレバーの分解は終わりましたが、ブレーキはユースド品だったのではないかと疑問が出てきました。

ハンドルに、かなり傷が見られます。

ハンドルステムのクランプ部には、余裕がありましたので、ブレーキ取り付けバンドの装着時の傷と思われます。

一度、取り付け済みのブレーキ取り付けバンドを、絞られた状態で、無理に取り付けをした際に着いた傷と思われますので、ブレーキは、ユースド品を移し替えたのではないかと考えます。 

 

手持ちの部品に加えて、新たに購入した部品を使って、組み上げたロードなのでしょうか?

 

 

2012年6月22日 (金)

30_ボトムブラケット-6

しばらく、更新をさぼってしまいました。

25_ボトムブラケット-4でウォーターシーフはカンパではなく、Suginoが使われていたと、お伝えしましたが、

今日は、自宅に転がっていた、別ウォーターシーフが見つかったので、スーパーレコードB.Bワンとの相性を調べてみました。

120621_101026 左が、手元にあったもの、右が使われていたSuginoです。

画像では、分かりにくいですが、Suginoの方が、遊びなく、ぴったり嵌ります。

 

 

 

 

 

 

120621_101108 長さも、Suginoの方が長く、密着が期待できそうです。

 

 

 

 

 

  

120621_101044 あまり意味なく、真上からの画像も載せてみました。

 

 

 

 

 

 

 

ナット止めのスーパーレコードについては、ウォーターシーフありの画像が見つかりませんでした。

Adb7f3f0adb34db6c55e03f4dc843ac1 これは自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)から、無断でお借りした、スーパーレコードB.B(ボルト止め)のウォーターシーフの画像です。

 

 

 

 

  

このロードを組んだ人は、闇雲にSuginoのウォーターシーフを選択したのではなさそうです。

*ユースド品を購入した。
*ウォーターシーフが劣化して、Suginoに交換した。
*ナット止めB.Bには、ウォーターシーフが付いていなかった。
などなど、解決したい疑問はあります。
カンパにはまる人は、きっと、ナット止めB.Bの載ったカタログを探して、ウォーターシーフの有無を調べるのでしょうが、私は、ここまでで、踏みとどまることにします。

 

 

 

 

2012年6月15日 (金)

パンク修理手順

ホームページでパンク修理手順を紹介していますが、今日、ゆっくり修理出来たので、手順を撮影しました。
当店のパンク修理手順をご紹介します。

今日は、前輪のパンク修理だったので、先日作成した、前輪用メンテナンススタンドを早速使ってみました。 

ちょっと、はめるのに力が要ります。 

ナットの位置を合わせるのに、ソケットをもう少し動きやすくした方が良さそうですが、ご覧の通り、しっかりと立ってくれています。
ばっちり、使えます。
120615_094541 

外した部品が、転がっても、すぐ見つけられるよう、シートを広げます。
120615_094752 

外した部品を入れる、部品皿を準備します。
エアーバルブのキャップ、プランジャー用ナット、プランジャーが入りました。
120615_094839 

バルブの固定ナットを外します。
時折、固定ナットが、バルブのネジに斜めに掛かっていることがあり、スパナで外すとそれだけで時間を取られるので、ラチェットレンチを準備しています。
120615_094909
 

タイヤを外します。時折、ビートの外れにくいタイヤがあるので、先に3本とも、スポーク位置に合わせて差し込みます。
あのこら流です。
120615_095044

タイヤレバーを起こして、スポークに掛けます。3本目を起こすと、リムから、ビートが外れます。
120615_095126

ビートが外れた状態です。後は、手で外していきます。
120615_095216 

タイヤの片側が全部外れました。
120615_095250 

チューブを取りだします。どこから外してもいいのですが、あのこらでは、バルブ部から外します。
120615_095323

外した、チューブに、バルブをセットします。
120615_095458

空気入れでチューブを膨らませます。少なくとも、タイヤの太さと同じになるまで、空気を入れます。
120615_095656

水を入れた、水皿を準備します。
電動バイクで訪問するため、水皿もタイヤが入るぎりぎりの大きさです。
120615_100031 

赤の矢印の先を注意してみてもらうと、気泡が見えます。
パンク個所を発見しました。見つかっても、先にチューブの全周をチェックします。120615_100056

取り合えず、見つけたパンク個所は、マーカーを使って印をつけて置きます。120615_100225_2

こんな風に付けます。今回は、一か所だけでした。
120615_100237

更に、ゴムノリを張る目安に、4か所マーキングします。
今回のパンク個所は、かなりやっかいです。バルブが、パッチを抑える時に邪魔になりそうです。
120615_100304

タイヤの表面をあらすために、やすりを掛けます。布やすりの160番です。
120615_100600 

やすりがけ(バフ掛け)は、マーカーが消える程度にしかしません。
120615_100611

表面の調整には、バフいらずを使います。
120615_100658

かなり、きれいになります。
120615_100723

ゴムノリを塗ります。
120615_100832

ちょっと塗りすぎましたが、その分、しっかり乾かします。
120615_100910

下にあるのは、パッチ圧着用のローラー台です。
120615_101007

手に付かなくなるまで、しっかり乾きました。
120615_101057

ローラーで圧着します。バルブが、邪魔な位置にありましたが、バルブから遠いところから、圧着していくことで、うまく貼れました。
120615_101200

この後、もう一度、空気を入れて、水調べをします。
タイヤに入っているのは、タルク粉(テンカ粉)です。パンク後のパッチ周りが、タイヤにくっついたり、空気圧が下がった時の、チューブの折りたたみを防ぎます。
120615_102306

実際には、修理後の水調べて、新たなパンクを見つけました。
赤の矢印の先に穴が空いています。
120615_101420

チューブが劣化して、柔らかくなっていました。

結局は、チューブ交換での対応になりました。

2012年6月14日 (木)

29_バーテープ-3

ブレーキに取りかかる前に、
革の編み上げバーテープについて、前回、破れの補修法を調べると書いたのですが、
スエードに関しては、殆ど、不可能だと分かりました。
株式会社ハウスボックスというリペア用品の会社のサイトですが、スエードは、メンテナンス、リペア共不可と書かれていました。
皮の修復には、皮専用のパテを用いて、パテの上に、皮用塗料を塗って仕上げるもののようです。
多分、スエードだと、パテを使うので、質感が出せないのだと思います。

合わせて、皮の編み上げバーテープについても調べてみました。
チネリの編み上げバーテープハンドルが私たちの年代では有名なのですが、いろんなサイトを見ましたが、スエードを使った、チネリのハンドルはありません。
決定的だったのが、編み上げ時の糸の通し方です。

120610_143251_2私の手元にある、ハンドルは、こんな編み方です。

 

 

 

 

 

 

 

サイクルカフェ・フレンチバルブさんのサイトから無断でお借りした画像です。
Img_946876_24627406_2
網目が全く違います。
いろんなサイトを拝見しましたが、チネリの編み上げハンドルは、全てこの編み方でした。

 

 

 

 



手元のハンドルには、65の刻印があり、編み上げハンドルは、チネリ64 GIRO D'ITALIAが使われていたとの記載(http://iwao96.blogspot.jp/2008/04/my-fixy.html)からも、チネリの編み上げハンドルバーではないことが判りました。

P1010146前回のブログで、フジトシの編み上げバーテープでスエードのものは見たことがないと書きましたが、
サイクル「プロ」ショップ オオツカさんのクラシックお宝パーツコーナーの編み上げバーテープサイトで、フジトシのエクセーヌの編み上げバーテープを見つけました。

 

 

 

 

ハンドルバーの形へのこだわりと、黒のマット感へのこだわりから、選択された組み合わせだと勝手に想像して楽しんでいます。

 

 

2012年6月12日 (火)

28_バーテープ-2

今日は、作業終了の報告のみです。
ハンドルの編み上げバーテープは、無事取り外すことが出来ました。
一部、両面テープが使用されていましたが、バーテープにはダメージなしです。

取り外し前に、見つけていた破れ(穴)について、修復方法がないか明日から調べてみようと思います。、

2012年6月11日 (月)

27_バーテープ-1

このタイトルの連載を始めた時、戴き物と書きましたが、分解し、年代のチェックをし、コンデションの確認をする事で、段々と、価値が見えてきました。戴くには、やはり高価すぎます。
まだ、詳細のチェック途上ですし、全体像が明確にはなっていません。
とりあえず、残りのパーツについて、価値を明確にする為、作業を進めます。
シフター(Wレバー)の分解時に、シフトケーブルを切断し、本来の価値を損なってしまった処もありますが、全体の価値を見極めるための必要な犠牲とお許しを戴きたいと思います。
何より、全てのパーツの詳細な構造を知りたい欲求を抑えられません。
今まで以上に、細心の注意を払って作業を進め、お譲り下さった方に、ベストコンデションにしてお返しすることにいたします。

何故、唐突にこんなことを書いたかというと、ブレーキレバーを含む、ブレーキセットの分解に入りますが、前段として、皮製の編み上げバーテープを外します。スエードを表に出した、しっとりした触感のバーテープです。
バーテープを外した後、同じ状態に戻せるか、少しばかり不安を抱えてしまいました。

元の持ち主様への今後の決意表明です。

120610_140940画像の通り、小さな破れ編み上げ用の菱目穴の拡がりがあります。
フジトシの編み上げバーテープでは、スエード面を見せる製品は見たことがありません。

 

 

 

 

 

 

 

120610_143213撮影の腕が良くないですが、それでも柔らかな質感は分かって頂けると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、バーエンドを外し、ハンドル内に折り込んだバーテープを引き出して、編み上げ糸を解いていきます。

2012年6月 9日 (土)

チェーン切れ再修理

今日は落ち込んでいます。
3週間前に清掃の為、切って、繋ぎ直した、チェーンが走行中に切れたとのことで、再修理となりました。
お客様には、怪我等のダメージはなく、自転車にも、損傷はありませんでした。
運が良かったと思います。

シマノの8速用チェーンです。アンプルピン接続でした。
シマノのチェーンでアンプルピン接続は、初めての切断で、アンプルピン個所を見つけて切断したのですが、チェーン切りのセット方向が違っていて、アンプルピンを抜くのではなく、押し出してしまい、チェーンプレートのピン穴を広げてしまったことが、原因です。
繋いだ個所のチェーンプレートが外れ、切断されていました。

今回の切断事故でアンプルピンの抜き方は、身にしみて覚えました。
アンプルピンを抜くときは、ピンの切断面を探し、切断面にチェーン切りのピンを当てて、抜きます。
お客様には、こちらの落ち度であること、発生原因をご説明し、新しいチェーンに交換をさせてただきました。
本当に、お怪我がなかったのは、僥倖だと思います。
申し訳ありませんでした。

2014.07.29追記
過去記事の見直し中に、間違った記載を見つけました。
アンプルピン箇所でのチェーンの切断はしないでくださいとのShimanoの注意書き通り、守っています。

2012年6月 8日 (金)

26_ボトムブラケット-5

アクスルシャフトについて、新しく気が付いたことがありますので、記載します。

120608_123744_2上がスーパーレコードのアクスルシャフト
下はSUGINOの普及型です。

 

 

 

 

 

 

 

120608_123808_2_2 ネジ部の比較です。

どちらもノギスでの計測ではネジ径10mmです。

ネジピッチが異なります。

 

 

 

 

 

120608_123920_2_2 スーパーレコードはインチネジで、25p/inchです。

SUGINOはp=1mmです。

カンパのナットは、紛失しないよう厳重に保管します。

 

 

 

 

 

B.Bについては、地味な部品の所為なのか、WEBで検索しても、製造年代につながる記述に行き当たりません。

初期のスーパーレコードのBB軸(アクスルシャフト)は中空との記述や、ナット止めは後期との記載程度しか見つかりませんでした。

2012年6月 6日 (水)

前輪用メンテナンススタンド_2

120606_174211
昨日アップした、前輪用メンテナンススタンドですが、Bikeguy のB-スタンド IIにこだわった理由は、このとおりです。

 

 

 

 

 

 

電動バイクで、お客様のお宅にお伺いするため、修理用のパーツを厳選せざるを得ませんし、工具もなるべくコンパクトにまとめたいのです。
スタンドは、持参する道具の中で一番嵩張るため、バイクの足元に立てかけて固定しています。
Bikeguy のB-スタンド IIのアームが、倒れ防止に調度いいのです。

120606_174154箕浦 DS-20N-W2スタンドもこのように足元に置いています。

 

 

2012年6月 5日 (火)

前輪用メンテナンススタンド

子供乗せ自転車で検討中だった、前輪用スタンドを作成しました。

120605_193701_2 部品だけの入手が出来なかったので、Bikeguy のB-スタンド IIを買い足し、部品取りをしました。

ディレーラ側でない受けが2個付いています。

 

 

 

 

 

 

120605_194158 ホームセンターで買った、TONEの14mmソケットをはめ込みました。

はめ込み部の径は18.5mmです。

少し余裕があったので、ビニールテープで埋めています。

 

 

 

 

 

120605_194122 アングルを変えると、こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

まだ、実際の修理場面では使用していませんが、ナット間が85mmで、拡げて前輪のナットにはめることになります。

個人的には、かなり満足できる出来栄えです。

子供乗せ自転車の後輪タイヤ交換の依頼が入るのが、楽しみです。

実際の使用例はこちら(2012/09/16追記)

25_ボトムブラケット-4

120605_122901グリスを取り除いてみると、ウォーターシーフはSUGINO製でした。

 

自転車の製作時からなのか、途中で交換されたのか?

劣化が進む部品ではないので、製作時から使用されていたものとするのが、妥当だと思います。

 

 

120605_122652右ワン取り外し工具が届きました。

2面幅35.8mmがぴったりでした。

かなり力は要りましたが、右ワンはずし工具だけで外すことが出来ました。

 

 

 

  

120605_122747JISの証であるネジ規格が 刻印されています。

 

 

 

 

 

 

120605_122729右ワンはずしの勲章(切り欠き部の盛り上がり)はしっかり付けてしまいました。 

 

 

 

 

 

 

 

24_ボトムブラケット-3

B.Bの分解が停滞していますが、今日中には、右ワン回しの工具を入手できる予定です。
22ボトムブラケット-1_で、グリスをこのままにするか悩みましたが、グリスを換えずに、仮組みすると、埃が混ざったのか、回転部がじゃりじゃりします。

グリスを流して、永遠の憧れに終わるかと思っていた、チタンシャフトと対面です。
120604_130945
地球マークのカンパロゴです。

 

 

 

 

 

 

120604_131001 BREV.INTERの刻印です。

 

 

 

 

 

 

 

120604_13101768-SSの刻印です。

 

 

 

 

 

 

 

シャフトは中空ではありません。

ボルト止めではなく、ナット止めになっています。

チタンシャフトなので、スーパーレコードと思いますが、年代は特定できていません。

 

2012年6月 3日 (日)

タイヤの使用限界

先日、タイヤ交換にお伺いしました。

元のご依頼は、パンク修理だったのですが、タイヤを確認したところ、タイヤに穴が開いていました。

パンク時の状況をお伺いした処、「パンと音がした」との事で、チューブのパンク穴も破裂穴で、結果と一致していました。

120603_114313_2 見にくいですが、クリックして拡大画像を見ていただくと、
コードの糸かほつれて出ているのが判ります。

 

 

 

 

 

 

 

120603_114431_2 タイヤのトレッドが磨り減ってセンター部分のトレッドが無くなっています。

 

 

 

 

 

 

 

120603_115304_2 手で触って確認しても、タイヤのセンター部分がペラペラなのが判ります。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、明らかに、タイヤに損傷があったので、交換を致しましたが、
パンク修理の際、タイヤの状態が、これに近い状態でも、タイヤの交換をすることはしていません。

タイヤの状態をお伝えして、「なるべく早い時期に、自転車屋さんで交換をしてもらってください」とお伝えするに止めています。

「修理の依頼をすると、あちらこちらの不具合を言われて、金額が高くなる」と修理を依頼する事に対して不安を感じられていることへの私なりの対処です。

このぐらい、磨耗すると、明らかにタイヤの限界です。
お客様から、タイヤ交換のご依頼があれば、喜んで交換させていただきますので、この画像を判断材料にしていただければ、幸いです。

2012年6月 2日 (土)

子供乗せ自転車

1週間ぐらい前になりますが、子供乗せ自転車のタイヤ交換の依頼を受けました。
Photo
画像のような自転車で、タイヤの交換は、後輪側でした。
 

 

 

 

 

 

 

お伺いした時には、後ろにもチャイルドシートが追加された状態で、
まず、後ろのチャイルドシートを取り外しました。

Ds20nw_blank自転車のB.B部に箕浦 DS-20N-W2スタンドを掛け、

 

 

 

 

 

 

 

 

前輪側のチャイルドシートは着けたまま、後輪の交換作業に入りました。
スタンドを外し、荷台のステー・泥除けのステーを外し、チェーンの張り金具を緩め、チェーンを外し、ブレーキのワイヤーを外し、ブレーキの固定を外し、ホイールを取り外しました。

この時点では、スタンドに掛かって立っていましたが、やはり不安定だったのです。

タイヤの交換作業中に「ガッシャン」と音を立てて倒れました。
幸い、自転車の各部に傷や損傷はなく、無事にタイヤ交換も終了しました。
お客様にも,倒してしまったことを報告し、損傷のないことを確認していただきましたが、不安に思われてしまったことは間違いありません。

今もバイクで携行可能な前輪用のスタンドを模索中です。
314w1edrr2l_ss500_
現在,後輪用のスタンドとして

 Bikeguy B-スタンドの黒を積んでいますので、このスタンドに、前輪用アタッチメントを作成できないか、検討中です。

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