29_バーテープ-3
ブレーキに取りかかる前に、
革の編み上げバーテープについて、前回、破れの補修法を調べると書いたのですが、
スエードに関しては、殆ど、不可能だと分かりました。
株式会社ハウスボックスというリペア用品の会社のサイトですが、スエードは、メンテナンス、リペア共不可と書かれていました。
皮の修復には、皮専用のパテを用いて、パテの上に、皮用塗料を塗って仕上げるもののようです。
多分、スエードだと、パテを使うので、質感が出せないのだと思います。
合わせて、皮の編み上げバーテープについても調べてみました。
チネリの編み上げバーテープハンドルが私たちの年代では有名なのですが、いろんなサイトを見ましたが、スエードを使った、チネリのハンドルはありません。
決定的だったのが、編み上げ時の糸の通し方です。
サイクルカフェ・フレンチバルブさんのサイトから無断でお借りした画像です。
網目が全く違います。
いろんなサイトを拝見しましたが、チネリの編み上げハンドルは、全てこの編み方でした。
手元のハンドルには、65の刻印があり、編み上げハンドルは、チネリ64 GIRO D'ITALIAが使われていたとの記載(http://iwao96.blogspot.jp/2008/04/my-fixy.html)からも、チネリの編み上げハンドルバーではないことが判りました。
前回のブログで、フジトシの編み上げバーテープでスエードのものは見たことがないと書きましたが、
サイクル「プロ」ショップ オオツカさんのクラシックお宝パーツコーナーの編み上げバーテープサイトで、フジトシのエクセーヌの編み上げバーテープを見つけました。
ハンドルバーの形へのこだわりと、黒のマット感へのこだわりから、選択された組み合わせだと勝手に想像して楽しんでいます。
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