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2012年6月11日 (月)

27_バーテープ-1

このタイトルの連載を始めた時、戴き物と書きましたが、分解し、年代のチェックをし、コンデションの確認をする事で、段々と、価値が見えてきました。戴くには、やはり高価すぎます。
まだ、詳細のチェック途上ですし、全体像が明確にはなっていません。
とりあえず、残りのパーツについて、価値を明確にする為、作業を進めます。
シフター(Wレバー)の分解時に、シフトケーブルを切断し、本来の価値を損なってしまった処もありますが、全体の価値を見極めるための必要な犠牲とお許しを戴きたいと思います。
何より、全てのパーツの詳細な構造を知りたい欲求を抑えられません。
今まで以上に、細心の注意を払って作業を進め、お譲り下さった方に、ベストコンデションにしてお返しすることにいたします。

何故、唐突にこんなことを書いたかというと、ブレーキレバーを含む、ブレーキセットの分解に入りますが、前段として、皮製の編み上げバーテープを外します。スエードを表に出した、しっとりした触感のバーテープです。
バーテープを外した後、同じ状態に戻せるか、少しばかり不安を抱えてしまいました。

元の持ち主様への今後の決意表明です。

120610_140940画像の通り、小さな破れ編み上げ用の菱目穴の拡がりがあります。
フジトシの編み上げバーテープでは、スエード面を見せる製品は見たことがありません。

 

 

 

 

 

 

 

120610_143213撮影の腕が良くないですが、それでも柔らかな質感は分かって頂けると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後、バーエンドを外し、ハンドル内に折り込んだバーテープを引き出して、編み上げ糸を解いていきます。

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