更新お休み
夫婦喧嘩中で、ノリが悪いので、2~3日、更新をお休みします。
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夫婦喧嘩中で、ノリが悪いので、2~3日、更新をお休みします。
右ワンが外れません。
B.Bシェル幅は68mmなのでJIS・BSC規格と判断し、前述のSUGINOの右ワンレンチ(2面幅36mm)が右ワンの2面幅と一致したので、時計周り方向に力を掛けてみましたが、びくともしません。
壊れてもかまわないパーツなら、延長パイプを咬まして、無理やり力を掛けるのですが、あまり、傷を付けたくないので、HOZANの右ワン回しを注文しました。
本業で、触る機会の多い軽快車でも、たまに、B.Bの不具合に遭遇します。
B.B周りは、JIS・BSC規格でほぼ統一されていますが、必要な工具が販売されていないものもあり、
工具があっても、固く締まって、出先では外せないこともあります。
今までは、欲求不満を残しつつ、左ワンだけを外して、メンテナンスをしていましたが、これで、今後のメンテナンスの幅を広げることも出来そうです。
昨日、クランクセットが終わりましたので、今日は、ボトムブラケットに挑戦します。
左ワンから外しに掛かります。
ロックリングはスギノのB.B工具で外しました。
HOZANのロックリングレンチもありましたが、
スギノの工具の方が、ぴったり合いました。
ロックリングには、裏表があり、表には輪の彫刻が入っています。
カンパにしては、珍しく、刻印が入っていません。
磁石に付きましたので、鉄製です。
ワンはスムーズに抜けましたので、タップもしっかり切られているようです。
スギノのレンチは、ピンの間隔が合いません、
赤の2番のレンチは、ピンの太さが細いので使いませんでした。
緑の1番のレンチは穴径とピンの太さがぴったりです。
ネジサイズ、CAMPAGNOLO
BREV INTER の刻印があります。
グリスを交換するか、このまま組みなおすか悩んでいます。
チタンシャフトのカンパマークも撮影したいし
思ったより、グリスの粘度も高いし、
とりあえず、明日、右ワンの取り外しに挑戦するまで、保留です。
ナットとワッシャーが嵌めあいになるよう、ナットに加工がされています。
ボルテックスソケットとラチェットハンドルが届きました。
クランクのフィキシングナットを外します。
すんなりと外すことが出来ました。
クランクは特別な規格ではなく、手持ちのコッタ抜き(クランク抜き工具)で外せました。
チェーンリングピンは5mm六角レンチで外せます。
右クランクのアームに黒が入っています。
全体に、錆はなく、目立った深い傷もありません。
チェーンリングの歯もしっかり残っており、このまま、使えます。
ピン穴の中心間隔が84mmですので、PCD144mmです。
先ほどの画像より、アームの黒がはっきり見
えるでしょうか?
ネジの規格が刻印されています。
多少汚れはありますが、掃除をしてやれ
ば、しっかりきれいになりそうです。
クランク長は170mmです。
ひし形の刻印の中に7の数字が入っている
ので、1977年に製造されたクランクです。
この確認方法は、
カンパの箱から情報をいただきました。
http://blogs.yahoo.co.jp/corsa2003sp/19588176.htmlから頂いた情報です。
「スーパーレコードとレコードのクランクは部品表で見ると左右とも同じパーツナンバーなので同じ物ということになります。」
形からすると、スーパーレコードのようです。
刻印部の拡大画像です。
5ピンにも全て、PATENT CAMPAGNOROの刻印があります。
分解していて、一番気になったのが、この画像のチェーンストッパーピンです。
カシメで止められていました。
COMPORNENTS CATALOGに
レコードWレバー(凹刻印) シフトレバーの製造年代が、製造70年代後期~80年代中期とありましたので、
直付けレコード凸型フラットワッシャーの最後期品の製造年代は70年代後期に当たりそうです。
クランクの、BB取り付け部の内径は、20.5mmですので、
クランクフィキシングボルトを外すためのソケットの外形の最大値は20mmです。
「15mmソケット 外径 20mm」で検索し、
ボルテックスソケットを見つけました。貫通穴が開いていて、ハブ軸のナット外しにも重宝しそうです。
これで、フィキシングボルトを外せそうです。
まだ諦めきれずに、サイトの検索をしていました。
下記のサイトを見つけました。
ティーエヌの部品箱
プラスチックのワッシャが、後期の物は色が黒い事から、
画像の直付けシフトレバー3枚のうち、2枚目と3枚目の間に位置しそうです。
直付けレコード凸型フラットワッシャーの最後期品と推定します。
固着したと書いたリアのインナーケーブルですが、無事に外すことが出来ました。
昨日、やってみると書いた、ドリルでの挑戦は失敗に終わりました。
太鼓部分は少し削れましたが、ドリルの先端がワイヤーに当たると、まったく削れません。
使ったドリルが、鉄鋼用だったので、ステンレス用ドリルを使えば、違った結果になったかも知れませんが、
ドリルで削るのは断念し、手元にあった、1.5mmの折れたドリルをケーブル側の穴に突っ込み、太鼓を叩きだす事で、外れました。
ドリルの歯が滑って少し本体を削ってしまいましたが、たいしたダメージなく、使える状態になりました。
古いWレバーでケーブルが抜けなくなったものを,時々見かけます。
ケーブルを通す穴の径が2.3mmだったので、2x1.6φのステンレスパイプを準備しておけば、今後のトラブルにも対処できそうです。
今日も一日、検索に明け暮れましたが、シフトレバーの製造年代にはたどり着けませんでした。
昨日、抜けないと書いた、リアのシフトケーブルですが、固着(錆付き)をしているようです。
CRCを吹いて、一日置き、今日バイスクランプでケーブルをはさんで捻ってみたのですが、まったく動く気配がありません。
次は、ドリルを使って、抜き取りに挑戦します。
Wレバーは、レコード凸型フラットワッシャーと呼ばれるタイプのようですが、製造年代等が良く分っていません。
カンパWレバー、カンパシフトレバーに旧を加えて検索していますが、なかなか、詳細な画像で比較できる、シフトレバーの変遷を記載したサイトに行き当たらず、年代を確認するにはもう少し、時間が掛かりそうです。
ごらん頂いた方で、知識をお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメントを頂ければうれしいです。
700Cのタイヤを交換しました。
チューブを引っ張りだすと、フレンチバルブが途中から曲がっていました。
実は、ホイルを見た時から、バルブが垂直ではないことに気が付いていたのですが、中でチューブがずれているのだろうと軽く考えていました。
ちょうど、手元にフレンチバルブが入る鉄パイプがあり、修正できるかな?とパイプをかぶせて逆方向に曲げてみました。
少し、曲がりが戻ったので、気をよくして、更に力を掛けた瞬間、スコっと折れました。
フレンチバルブの材質は、黄銅(真鍮)で、柔らかいと思っていたのですが、結構簡単に折れます。
空気を入れる時に、曲がってしまうことのある部分ですが、曲がっても、修正をしようとは思わないほうがいいです。
私は、金輪際やりません。
まさか、折れるとは思わなかったので、折れる前の曲がった画像はありませんが、折れた後の画像を戒めの為に残しておきます。
今日はシフトレバーを分解しました。
工具なしで分解できます。
パーツの正式名称が分らないので、勝手に名前を付けています。
雰囲気で、わかって頂ければ、うれしいです。
環付きネジ
フリクション押さえ
板バネ
シフトレバー
ブッシュ
レバー受け
部品点数は少ないですが、フリクション押さえの内側は円錐台になっていたり、ブッシュ側はグリスを使っていなかったり、スムーズに動いて、しっかり止まる、シフトレバーです。
レース用でなければ、このタイプの方が、メンテナンスの負荷が少なく使いやすいと思ってしまうのは、懐古趣味でしょうか?
レバーは僅かにアングル形状になっています。
シフトワイヤーは1.6mmの複撚線で、リアのシフトワイヤーの太鼓が抜けなくなっています。
とりあえず、CRCを吹き付けて明日まで放置します。
丸く抜くのは時折見ますが、斜めにカットされたのを見るのは初めてです。
環付きネジ、シフトレバーと、フリクション押さえに
PATENT CAMPAGNOROの刻印がありますは、年度の記載はありません。
年代、製品名等は、現状で確定できる情報に行き着いていません。
昼の空き時間が取れず、更新が滞ってしまいました。今日から再開いたします。
今日は、リアディレーラーを完全に分解しました。
テンションスプリング等の細かな部品はなく、ハンガーと本体を繋ぐだけです。
材質はチタンで、6mm六角レンチでフレームから外すと、そのまま、ディレーラーからも外れます。
グリスは、薄く塗られているだけです。
上がハイ側、下がロー側の調整ネジです。
ネジは、同じものですが、バネの長さが違います。
調整、取り外しは、No3の-ドライバーで行いました。
設計意図が分らないのですが、 ロー側のネジの取り付けは、少し傾けてあります。
上の2枚の画像で見ると微妙ですが、明らかに曲がっています。
曲げる意図が見つかりませんので、使用中の変形だと思われます。
プレートストッパーピンを外すと、テンションバネの影響なく、6mm六角レンチで外すことが出来ます。
締め付けのトルクはそれほど掛かっておらず、プレートを手で固定することで外せました。
材質はチタンが使われています。
グリスは、薄く塗ってある程度です。
プレート軸のカラーです。プーリーを除くと唯一のプラスチック部品です。
このカラーで、テンションバネを押さえ込んでいます。
このあたりから、グリスの量が目立ってきます。
プレートストッパーピンがねじ込まれていました。
テンションバネ用の穴が2個あります。
テンションが弱いほうの穴が使われています。
グリスは薄く塗られている程度です。
これが、昔のカンパグリスの色でしょうか。
もったいないので、グリスはこのまま残します。
パンタグラフの戻しバネとバネ軸です。
バネは、ボールポイントの頭に引っ掛けてパンタ部から外に出しました。
バネ軸は8mmBoxドライバーで外しました。
パンタ部には、全くといっていいほど、遊びがありません。
それなのに、動きはスムーズで、すごい精度で作られた部品だと分ります。
同じものが使われています。
8mmのBoxドライバーで外せました。
ネジの受けのプレートはアルミにねじ切りしてありますが、軟らかさを全く感じません。
かなり、硬いアルミが使われています。
右側のプレートです。プーリー軸の受け部は、鉄部品を埋め込んでいます。
ガイドプーリーです。鉄フランジに、黄銅(かなり銅色が強いので、黄銅とは別の合金かも知れません)ブッシュの構成です。
油で濡れている程度の感触です。
下が、ガイドプーリー、上がテンションプーリーです。
ガイドプーリーの方が、山の形がはっきりしているようです。
左側のプレートです。
剛性を意識した、形状になっているのが分ります。
全部品を並べて見ました。
とにかく、メンテナンスがし易いです。
バネを嵌めるのに苦労をしません。
部品の精度があり、ネジの取り外し、取り付け時に、ネジを潰す心配をしないですみます。
アッセンブリされた部品を、最小限にしている点も 素晴らしいです。
ブログを休んでいる間に、某SISをメンテしたのですが、ブラックBOXが多すぎです。
メンテの楽しみがありませんでした。
今日は、欲求不満を解消した一日でした。
リアディレイラーの詳細な観察をしました。
パンタグラフの裏に
SUPER
ECORDの刻印があり
Rの文字の一部がECORDの下部にまで延びています。
PATENT-78の刻印もありました。
オークション等に出ている、スーパーレコードRDは
パンタグラフのリンクピンが中空ですが、
これは、アルミの無垢ピンです。
パンタケージの左側プレートに-ネジの頭があり、右側にナットが掛かっていますが、
これは、左側プレートにねじ切りしてあり、右側からのボルト止めです。
古い、レコードのRDもナット止めになっていますので、
プリントロゴのスーパーレコードRDとしては、後期のものになるのでしょうか?
5/9追記
MY BIANCHIさんのサイトで、PATENTに続く刻印が製造年であると知りました。
1978年製造のRDでした。
昨日は、グリーンカーテン用のネット張りをしました。
外壁にグリーンカーテン用のフックを付けていますので、ポールに通した、ネットの下側をペグで固定するだけの簡単な構造です。
ネットの両サイドには固定はありませんが、これで十分、耐えてくれます。 実は、このネット張りに、自転車の工具を活用しています。
ポールをネットに固定するのにタイラップを使っていますが、なかなか強く締められません。
タイラップのあまり部分を、この工具で、締めてやると、タイラップが切れるぐらい、締まります。
この工具の名前は、インナーワイヤープライヤーと言います。
本来は、自転車のブレーキワイヤーの張り作業をするための工具です。
専用工具の割には、それほど高価ではありません。
タイラップの締まりが、弱いとお困りなら、一度試して見ることをお勧めします。
再修理にお伺いし、修理完了して戻ってきました。
やはり、チェックミスでした。
後輪をフレームから外し、チューブ単体にして、タイヤの太さまでエアーを入れた状態でチェックすると、2箇所のエアー漏れが見つかりました。
お客様には、お伝えしませんでしたが、外的な要因によるパンクというよりは、ピンホールに近いエアー漏れでした。
今後は、太い径のチューブは、必ず、チューブ単体で、パンクチェックを行います。
今日は、1980年代イタリア規格車はお休みです。
久しぶりの失敗ネタです。
前後ホイールともパンクですとの事で、お伺いしました。
ビーチクルーザで26x1.5-26x1.75のリムに26x2.15のタイヤがセットされていました。
昨日パンクして、タイヤがリムから外れてしまったとの事、パンク修理以前にリムとタイヤサイズがあっていないのでは、などなど、お客様と話をしながら、
まず、前輪をフレームから外して、タイヤとリムの適合も確認しましょうと、修理に取り掛かりました。
前輪については、パンクがすぐに確認でき、パンク修理も順調に終わりました。
リムに、タイヤを嵌めても、タイヤのビードが浮いています。
なだめ、なだめ、空気を入れると、タイヤのリムラインと、リムの外周はきっちり出ました。
お客様に、リムと、タイヤの適合は問題ないことを、お伝えし、空気圧が減って、空気を入れたときは、リムラインを確認してくださいと、お伝えし、後輪に取り掛かりました。
後輪については、フレームからは外さず、チューブのみをタイヤから引き出し、エアーを入れましたが、特にエアーが漏れているような、違和感はなく、水調べをしても、空気の漏れは確認できませんでした。
お客様と、いたずらにでも会ったのかと話しながら、空気をいれ、タイヤ、チューブをセットして、リムラインを出しながら、タイヤをセットしました。
3気圧まで、しっかり入り、お客様に、最後の乗車確認をしていただいて、お別れしたのですが、
3時間後に、後輪の空気がなくなりました。とのお電話をいただきました。
もう一度、チャンスを戴き、明日、再チェックにお伺いします。
結果は、また明日、ご報告します。
とりあえず、明日の手順は、フレームからホイールを外し、チューブ単体にして、タイヤの太さとチューブの太さが同じになるまで、エアーを入れ、再度、水調べをしっかりやる予定です。
水調べの際に、フレームから外さなかった為、エアーの圧が足りず、スローパンクの状態を見逃したのだと思っています。
疑問符付きで残っていた、ペダルですが、Yahoo知恵袋にてymkdg386さんからスーパーレコードとの回答を頂きました。
刻印は、1970年代のもので、チタンシャフトはスーパーレコードとカンパ50周年記念コンポにしか、存在しないとの事でした。
有難うございました。
今日、外した、フロントディレーラーに刻印されている羽のマークが、1982年以降使用されているものだ知りました。
取り付け時に、大まかに位置あわせが出来るよう、マーキングしました。
チェーンはSEDIS FRANCEの刻印があり、リンク数は108です。
内幅2.4mmです。
HOZANの一般車用チェーン切でピンを抜くことが出来ました。
もちろん、完全には抜ききらず、プレートにピンが残った状態にしてあります。
何箇所か、動きの悪いリンクがありますので、脱脂を行う予定です。
バンドの取り付けネジは、5mmのISO規格ボルトで、8mmボックスのみで、取り外しが出来ました。
羽のマークと、CAMPAGNOLOの刻印があり、内側プレートの裏には、
BREV.CAMPAGNOLOの刻印があります。
シフターワイヤーの止めネジも5mmのISO規格ボルトで、8mmボックスで、ワイヤーを外すことが出来ました。
プレートとワイヤー止めネジの間のリンクピンに掛かっているEリングは、0番の-ドライバーで外すことが出来ます。
リターンスプリングが掛かっている中空シャフトは、4mmのISO規格ボルトで、7mmボックスで、対応できます。
プレートの可動範囲調整ネジは、3番の-ドライバーが適合します。
アルミが硬いのか、表面処理がしっかりしているのか、ネジを触っても、可動部を触っても、不安感を感じません。
好きなデザインではないですが、分解、調整が、し易いように作られたパーツという印象です。
COMPORNENTS CATALOGの記事から、スーパーレコードの最後期のものと判断します。
ペダルをスーパーレコードと結論したのですが、
yahooオークションにスーパーレゲロのチタンシャフトが出品されていました。
また、訳が分からなくなり、頭を抱えています。
今日は、軽めのパーツです。
ボトルケージを取り外しました。
クリップと同様黒が印象的です。
8mmのボックスレンチを使用しました。
ネジは5mmのISOネジ規格です。
よほど、肉薄のパイプを使っているのか、
台座にもこのようなパーツが使われています。
こんな加工を見るのは初めてで、次は何が出てくるのか、わくわくします。
製品名は分かりませんが、
製造メーカーはALEというイタリアの会社です。
アルミ製のようですが、かなりしっかりしたバネ性があります。
明日は、フロントディレイラーの取り外し予定です。
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